！下記でご紹介した調整操作は、関節の調整の際の力の加減や、圧力をかける方向などの問題がありますので、やみくもに力を入れての操作は慎んで下さい。 間違うとズレを大きくする危険性がございます。 詳しく学びたい方はお問い合わせの上、「骨盤調整講習会」へご参加下さい。

骨盤調整法�@　座骨の押し上げ操作
	骨盤調整の最初の操作。受療者の左足首をもって軽く持ち上げ、右足裏（土踏まずの中央）を左座骨に当て、身体を押し出すようにして座骨を頭部の方へ押し上げる。

骨盤調整法�A　骨盤硬直の押し上げ操作
	土踏まずを座骨の内側に密着させ、息を吐くようにグーッと加圧する。

骨盤調整法�B　仙腸関節調整操作
	踵を仙腸関節にふんわりと乗せ、斜め下、外側に向かって瞬発的に加圧する。 ※間違うとズレを大きくするから、安易にやらないこと。

骨盤調整法�C　股関節、膝関節の調整操作
	仰向けに寝た受療者の片膝を立てさせ、 それにまたがり両手で膝頭を押さえ、瞬発に加圧する。 ふくらはぎから足首も交互に行う。

骨盤調整法�D　中足関節、足関節の調整操作
	両手で受療者の両くるぶしを押さえるようにして膝上にくの字に乗せて体重を乗せてぐっと・・・

骨盤調整法�E　腰椎を正す操作
	二人掛けで行うとよい。 横向きの受療者に胸前で手を合わさせて、その腕を持った助手が受療者の背中に両足をかけて固定し、施術者は片手を腰下へ入れもう一方の手を腰上にあて、腕の力ではなく身体をぐいっと横に倒すようにして調整する。

骨盤調整法�F　腕関節の調整操作
	受療者の上腕を下側から支えて、手首を持って数度上下に揺すって、ピッと反るように調整する。 また腕を大きく上げさせて、付け根のコリをほぐしたりの操作である。

骨盤調整法�G　肩甲骨をひらく操作
	横向きに寝た受療者の肩甲骨の境に四指をめり込むようにかけて持ち上げる。

骨盤調整法�H　胸鎖関節の調整操作
	胸鎖関節に手掌の凹みを当てて押圧するものだが、薄くて細長い関節なので、力まかせで加圧は要注意である。

骨盤調整法�I　胸椎を正す操作
	正座した受療者に、頭の後で両手を合わさせ、脇の下から両手を入れて羽交い締めの形にし、胸を背中にくっつけ、受療者に少し脇を締めるようにさせ胸をぐいっと前に突き出すようにして調整する。

骨盤調整法�J　頸椎を正す操作
	右斜め後ろに位置し、左手掌手根部を下顎に当て右手掌は反対に置き、肩の力を抜かせて何度か捻転させ、最後にピシッと決める。 要注意の技。