五味　勝（ごみまさる）

骨盤調整法創始期より、父雅吉と共にあり、技術を習得、錬磨しました。
のち、大阪26年関西本部長として自然良能会副会長を務め、父雅吉の死去により東京総本部を継ぎ自然良能会会長に就任しました。

■万病一元・血液循環不全

人間は血の巡りが良好であれば病気になることはありません。健康な人は、普段身体のことなどあまり意識していないものです。歯が痛い時、強烈な痛みである程歯のことが意識されます。肩が張る、腰が痛い時等身体の一部が異常なときにその部位が強く意識されます。血液の循環がその部に充分に行き届いていない時、その異常が神経系の通報により知らされるわけです。個々に、運動量が過剰であったり適度であったりの差はありますが、いわゆる無理な働きが続くことにより身体の使用する特定の部位に変化が生じているのです。しかし、それにもかかわらず続けると、慢性という状態になります。慢性的な頭痛、慢性腰痛、いつものように立居ができないというような状態がおこり、そこで改めて頭や腰が痛いと意識されるわけです。


　なによりも「治る」治療を眼目にして同会の良き「伝統」の確立を目指し自ら治療で範を垂れ、講習会等で技術の向上をきびしく指導し、その心を表すために書籍、雑誌の執筆にもいそしみ、現在に至る。

　ホノルル大学健康科学博士。

著書に
「腰痛　あまりにも多すぎる」
「腰痛　間違いだらけの治療法」
「腰痛　放っておくと大変だ」
「椎間板ヘルニア　手術なんてとんでもない」
他、多数。